日本企業の企業価値(PBR)向上に向けて
「進化するROIC経営の実態調査」
2023年12月11日
アビームコンサルティングは、日本企業のROIC経営と企業変革に向けた取り組みの実態を把握し、企業価値向上の実現との相関を明らかにすることを目的に、「進化するROIC経営の実態調査」を2023年10月に実施しました。
本調査は年間売上300億円以上の日本企業の経営企画、経理/財務、IR経験のある部長職以上・役員721人を対象としています。
環境変化が激しい昨今、日本企業には企業価値(PBR)向上に向けた変革が求められ、「稼ぐ力の創出」や「成長期待の醸成」が、喫緊の経営アジェンダのひとつになっています。そうした中、企業の資本効率や事業の収益性を表す「ROIC」を経営指標や事業別の資本収益性指標として活用・開示する企業が増え、ROIC経営に注目が集まっています。
アビームコンサルティングは本調査を通して、ROIC経営の実態と推進するうえでの課題・成功要因を紐解き、調査結果から明らかになった優良企業の特徴やあるべき姿の実現に向けた示唆を提示します。
調査結果の概要
- ROICが改めて注目されている背景
- 日本企業のPBR向上に向けた「進化するROIC経営の実態調査」
- 「進化するROIC経営」を通じた企業変革の加速に向けて ~進化するROIC経営導入支援サービスの提供開始について~
■調査結果の全文は下記をご覧ください。
調査結果のサマリー
■事業ポートフォリオの組替、事業仕分けの状況
PBR1.3倍以上の企業と、PBR1.3倍未満の企業の比較を通じて、メリハリのある事業ポートフォリオの組替の有無とともに、事業撤退の意思決定の有無がPBRに影響を及ぼしていることが判明した。
本調査では、PBR1.3倍以上かつ事業撤退の経験がある企業を優良企業、PBR1.3倍未満かつ事業撤退の経験がない企業を改善余地企業として分類し、調査結果を分析している。
1.稼ぐ力の創出
2.成長期待の醸成
3.進化するROIC経営を支える基盤
調査結果から明らかになったPBR優良企業の特徴
■調査結果の全文は下記をご覧ください。