新型コロナウイルス感染症対策として

デジタルを活用した健康管理の取り組みを開始

~Fリーグ、日本女子フットサルリーグの全29チーム合計797名(※1)へ実施~

一般財団法人 日本フットサル連盟
ワークスモバイルジャパン株式会社
アビームコンサルティング株式会社

 一般財団法人 日本フットサル連盟(会長 大立目 佳久、東京都文京区、以下 日本フットサル連盟)と、ワークスモバイルジャパン株式会社(代表取締役社長 石黒 豊、東京都渋谷区、以下 ワークスモバイルジャパン)と、アビームコンサルティング株式会社(代表取締役社長 鴨居 達哉、東京都千代田区、以下 アビームコンサルティング)は、9月よりリモートマッチ(無観客試合)にて開催予定のフットサルの全国リーグ「Fリーグ」「日本女子フットサルリーグ」において、デジタルを活用した新型コロナウイルス感染症対策として選手や関係者の健康と安全を確保するための取り組みを、2020年8月17日より開始しました。

■背景
 新型コロナウイルス感染症を受け、スポーツ業界では、安全に配慮した試合の開催やクラブ運営を実施するため、各競技団体が業界横断で協力し、団体ごとに新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを策定しています。
 日本フットサル連盟のガイドラインでは、選手やクラブスタッフなど試合に関わる全員を対象者として、試合前2週間にわたる毎日の検温および体調の記録と、その記録の報告を義務付けています。しかし、紙ベース(紙のチェックリスト)での記録・報告では、選手やスタッフ個人への負担に加え、個人情報漏洩リスク、日次での対応漏れ、少人数で運営するクラブへのガイドライン運用負荷などが懸念されていました。
 そこで、記入・改修や業務委託・システム開発など人的・金銭的な負担を最小限に留めながら、上記の課題をスピーディーに解決するために本取り組みを開始しました。


■取り組み概要
 新型コロナウイルス感染症対策の取り組みとして、チャットボットとの対話的な入力により、簡単に検温や体調を記録・報告できる健康管理アプリケーション「スマート ヘルス マネージャー」を構築し、Fリーグ(全18チーム)、日本女子フットサルリーグ(全11チーム)の合計797名(※1)に導入しました。
 日々の記録・リマインド・記録回収・報告といった煩雑な作業をデジタル化することによって、情報漏洩や作業漏れを防止するとともに、ガイドライン運用負荷を軽減します。

 本取り組みにおいて、ワークスモバイルジャパンは、チャット、掲示板、アンケートなどの機能を揃えたビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」をプラットフォームとして提供しました。アビームコンサルティングは、スポーツ産業をはじめとする多種多様な業界・業種における業務プロセス構築の知見とデータ活用ノウハウ、豊富なシステム導入経験をもとに、アプリケーションの設計、セキュリティ対策を含めたインフラ設計、操作性の高いUI設計、実装、機能・非機能テスト(セキュリティ、性能等)など、健康管理の仕組みの策定から運用まで一貫して支援し、策定から運用開始までわずか1か月強で実現しました。
 

<アプリケーション画面のイメージ>

<アプリケーション画面のイメージ>

<主な機能(※2)>
・ワンタッチでの簡単な検温・体調の記録
チャットボットが表示する体温チェックと8つの質問(体調チェック項目)に対して、選択肢から回答をタッチするだけで記録できます。

・リマインダー機能
体温チェックと8つの質問が対象者へ毎日自動的に送信されるため、対応漏れを防止します。

・レポーティング機能(※3)
パソコンから、対象者全員の14日間の検温記録や体調のレポートをワンクリックで閲覧できます。基準値を超えた値は自動的に色付けされて表示されるため、一目で異常を確認できます。

・コミュニケーション機能
スタッフミーティングができる音声・ビデオ通話機能や、情報伝達や共有をスムーズに行える掲示板機能などを活用することで非対面のコミュニケーションを促進し、感染拡大防止に寄与します。
 
■今後の展開
 新型コロナウイルス感染症対策から発展させ、紙ベースで実施されているクラブ内の報告・申請業務等のオンライン化、さらなるオンラインでのコミュニケーションの活性化推進、デジタル技術やデータ活用を通じてフットサル競技の振興・発展に貢献していく予定です。

※1 各クラブの選手、スタッフ(監督・コーチ・事務)、フロントスタッフをあわせた、2020年8月6日時点の人数です。
※2 利用にはスマートフォンにLINE WORKSのインストールが必要です。
※3 レポーティング機能はパソコン(PC)版のみの機能です。

一般財団法人 日本フットサル連盟について

公益財団法人日本サッカー協会の監理の下、日本国内のフットサルリーグを統括し代表する団体として、公益財団法人日本サッカー協会の定めるフットサル理念の実現を図り、加盟チーム相互の親睦、国民の心身の健全なる発達、体力の向上及びスポーツ精神の昂揚に資することを目的とする法人です。
日本フットサル連盟:http://www.jff-futsal.or.jp/
Fリーグ公式サイト:http://www.fleague.jp/
日本女子フットサルリーグ:https://w-fleague.jp/

ワークスモバイルジャパン株式会社について

ワークスモバイルジャパンは、「LINE」とつながる唯一のビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供しています。「LINE WORKS」は、チャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、仕事で活用できる充実したグループウェア機能を揃えた「ビジネス版LINE」です。なじみのあるコミュニケーションアプリ「LINE」のような使いやすさのため、ユーザーの教育も必要なく、導入したその日から誰でもすぐに使えます。

アビームコンサルティング株式会社について

アビームコンサルティングは、経営戦略策定やデジタルテクノロジーの導入などを通じて企業の変革を支援する、日本発の総合コンサルティングファームです。
最新のデジタルテクノロジーやデータを活用した競技パフォーマンスの向上やスポーツクラブのマネジメント強化などを通じてスポーツ産業の活性化に貢献しています。
ホームページ:https://www.abeam.com/jp/
スポーツ支援に関して:https://www.abeam.com/jp/ja/topics/sports

  • ※アビーム、ABeam及びそのロゴは、アビームコンサルティング株式会社の日本その他の国における登録商標です。

  • ※本文に記載されている会社名及び製品名は各社の商号、商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ

一般財団法人 日本フットサル連盟
広報担当:今井
電話:03-3830-1843
メールアドレス:jff@jfa.or.jp

ワークスモバイルジャパン株式会社
広報担当:青木
https://line.worksmobile.com/jp/contactus/

アビームコンサルティング株式会社
経営企画グループ コーポレート・コミュニケーションユニット
シニアマネージャー 樺澤わかな、宮本深優
TEL:03-6700-8227、080-2003-1833(樺澤)、080-1012-8078(宮本)、FAX: 03-6700-8145
E-mail: wkabasawa@abeam.com , mimiyamoto@abeam.com

 

page top