人事業務と10年以上手つかずの組織・人事基盤を刷新。
経営目標達成のための戦略的な組織・人事戦略へ——

 

A.K

Why ABeam ?

A.K

新卒で入社したネット系のベンチャー企業では、営業として企業のマーケティングや採用活動のサポートなどをしていました。ベンチャー企業で経験を積む中で、ビジネスパーソンが身につけるべき仕事のノウハウやスキルをより体系的に学びたいと考えるようになり、第二新卒で転職活動をはじめました。社会人経験が短いうえ、コンサルタントという職種は未経験でしたが、人を育てる文化やそれを支える研修などが整っている点に魅力を感じ、入社を決めました。

Experiences in ABeam ~ Impressive Project~

入社後は、メーカー・大学・商社など業界を問わず、人事・給与・勤怠・タレントマネジメントといった人事業務領域において、業務改革とそれらを支えるシステム導入支援プロジェクトに携わっていました。
その中でも特に印象に残っているのは入社後初めて携わった、製造業のクライアントのプロジェクトです。そのクライアントは、経営目標達成のために、ビジネス環境に応じ変化に柔軟に対応できる組織・人事戦略が重要であると考え業務改革に取り組んでいました。しかし、肝心の戦略を支える組織・人事基盤が10年以上使用されている古いシステムのうえ、担当者の異動や退職などにより、システムの全体像を把握している人が社内にいない状況でした。そのため、システムの改善ができないまま保守コストが積み重なっており、基盤そのものが組織・人事戦略の根本的な妨げになっていました。
そこで、まず、アビーム内に蓄積された豊富な他社事例を基に、不要だと思われる業務の削減を促すなど、抜本的な人事業務の再設計に取り組みました。具体的には、業務の最適化とシステムを用いた効率化の両方の側面から、ヒアリング・分析を実施。ヒアリング内容をもとにプロトタイプ(試作モデル)を作成しながらシステムの現状を把握するなど、認識の相違を防ぐための工夫も丁寧に行いました。そのうえで、将来のスコープ拡大や保守の容易性などの観点を踏まえ、新たにシステムを設計することで、強固で柔軟な組織・人事基盤の構築を実現しました。

入社後初めてのプロジェクトでしたが、プロジェクトの一連のサイクルに携わったことで、プロジェクトのゴール設定とゴールに向けた全体のプロセス、何のタスクがどのような結果に紐づくのか、どんな局面でどのような課題が生じ、どう解決していくのかなどを現場で学ぶことができました。また、プロジェクトマネジメント力や論理的思考能力などのコンサルタントとして必要なスキルや、ビジネスパーソンに求められるファシリテーションスキルやドキュメントスキルなどの重要性を体感し、現場のプロジェクトでの経験と豊富な社内研修の双方のアプローチからそれらの習得に励みました。

Future ~Growth Story~

A.K

様々な経験を重ねてマネージャーとなった今、プロジェクトのマネジメントに終始するだけではなく、人事のトレンドや注目されているデジタルテクノロジーの動向、現場の人事の業務や課題など、企業の人事担当者の視点でのキャッチアップを心掛け、プロジェクトに還元していきたいです。
また、クライアントに対してアドバイスをするだけではなく、クライアントが目指すゴールを実現するまで並走することがアビームらしさだと思います。

例えば、クライアントが本来目指していることを起点にプロジェクト外であってもさらなる提案ができないか、といったことや、実現の手段もより良いものにならないか試行錯誤を重ねていくなど、困難な局面でもクライアントのパートナーとしてベストを尽くし続けたいです。

このメンバーの担当サービスを見る

人材・組織変革

page top