社員対談

プロジェクトマネージャー×リーダー対談

プロジェクトマネージャー
ダイレクター

安藤 裕介

P&T Digital ビジネスユニット
ITMSセクター
2008年 中途入社

リーダー
シニアコンサルタント

小林 篤史

P&T Digital ビジネスユニット
SCMセクター
2012年 新卒入社

約70名のプロジェクトメンバーを率いるプロジェクトマネージャーの安藤に、チームリーダーに任命されて間もない小林が、マネジメントについて質問を投げかけます。安藤は社内で「ABeam行動原則」の作成に携わるなど、プロジェクトマネジメントに関する第一人者。一方の小林は新卒入社3年目のチームリーダー。アビームらしいプロジェクトマネジメントとは、どのようなものなのでしょうか?

クライアントの期待値はとても高い。
しかし、私たちは成果にコミットします。

【安藤】新人研修後、現在のプロジェクトに参画してから、3年目になると思うけど、プロジェクトでは私たちのあいだにプロジェクトリーダーがいることもあって、こうしてじっくりと話をする機会はとても新鮮だね。

【小林】そうですね。安藤さんの日々の指示や連絡は私の上司であるプロジェクトリーダーを経由し、メンバーに共有されています。また、毎日挨拶を含めて、よく声を掛けてもらっているのですが、直接お話を伺う機会は貴重なので、いろいろ質問させてください。安藤さんは前職のシステムインテグレーターでも長年プロジェクトマネージャーを経験されていますが、アビームのプロジェクトマネージャーと大きく異なる点はありますか?

【安藤】そもそものコミットする範囲が違うという点かな。前職では、システムの導入を受託する場合、私たちの責任範囲は決められた要件に基づいてシステムを納期・品質を守り稼働させるまでであり、それを越えて企画に関与する、関連するプロジェクトも総合的にファシリテートする、稼働後の効果や運用まで考えて提言することなどは、「プラスで実施してくれるならありがたい」と、クライアントの期待値以上のサービスとして考えていただけた。しかし、私たちアビームの場合は、業務プロセスの改革やシステム稼働後もクライアントとの関係が継続しているよね。クライアントと一緒に、導入した新たな仕組みを使い、ビジネスを実行して成果を出すところまでを求められコミットしているから、この差はとても大きいと思う。

【小林】クライアントから求められている期待値も違うわけですね。

【安藤】私たちコンサルタントに対するクライアントの期待値はとても高い。これはアビームでプロジェクトマネージャーを経験するなかで、常に感じていることだね。私たちのクライアントは主に経営層であり、ビジネス上の重要な意思決定をしている。コンサルタントは事実を集め、仮説検証を繰り返し、クライアントと一緒に議論を重ねて、経営層の意思決定を支援するところまで求められているからね。

【小林】そのシビアさは安藤さんの日々の言動からも伝わってきます。結果にコミットするために、クライアントと一緒に解決策をとことん議論して、次の打ち手を考えていく。クライアントに本気で向き合ってこそ、アビームのコンサルタントといえますね。

「いかに経営層の意思決定に必要なヒントを与えられるか。」

コンサルタントである前に、一人の人間として責任ある行動をとっているか。

【小林】もう一つ教えていただきたいのは、プロジェクトメンバーをマネジメントするときの考え方です。

【安藤】私は20代後半からプロジェクトマネージャーを経験するなかで、様々なマネジメント方法を試してきた。そのなかで分かってきたことは、メンバーへの接し方、育成の仕方は子育てに似ているということ。メンバーは一人ひとりキャラクターが違う。また、状況によって、同じことを伝えても響くときと響かないときもある。失敗した後だからこそ響くこともあるよね。だから、一人ひとりに最適なタイミングで伝えるように心掛けている。

【小林】他に大切な点はありますか?

【安藤】メンバーに伝えているのは、事実を正確に捉えて、自分の頭で考え、発信できるようになってほしいということ。また、その提案や業務は本当にクライアントのためになるのか?ということを常に考えているかということ。

【小林】「ABeam行動原則」にもそのような記載がありますね。

【安藤】私もこの「ABeam行動原則」の作成に携わった一人だけど、12項目すべてが社会人として当たり前のこと。コンサルタントはコンサルティングスキルやITスキル、プロジェクトをマネジメントする力などももちろん大事だけど、それ以前に一人の人間として責任感を持って行動できるかが重要だよね。

【小林】チームリードを任されるようになって、責任の重さを実感しています。

【安藤】たとえメンバー一人のミスであっても、上に立つプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーの責任。ミスが起こればクライアントに対する報告など厳しい局面もあるけれど、リーダーとしての立ち居振る舞いによって起こるあらゆる展開を想像し、メンバーに対する責任感を自分の勇気に変えて、対応する気持ちが必要。

【小林】リーダーシップというのは、まさにそういう場面で表れるのですね。安藤さんは70名ものメンバーをどのように見ているのですか。

【安藤】正直、すべてのメンバーを自分一人で見ることは難しい。でも、アビームのメンバーも協力会社のメンバーも問わず、プロジェクトメンバー全員の情報が入ってくるように意識しているよ。プロジェクトリーダー経由や、直接メールや電話で連絡が入る窓口もつくっている。最近、情報が入ってこないなと感じたら直接確認することもあるね。もちろん、任せているリーダー自身に現実をきちんと捉えるように動いてもらうこともあるね。

【小林】ここぞというポイントではメンバー個人に対して直接アクションを取り、すごく細かいところまで把握されていますよね。

【安藤】パーフェクトなんていうのは絶対にない。自分には入ってこない情報があるということを前提にアクションをとるべき。小林くんはメンバーのことをしっかり把握できている?

【小林】最大でメンバーが10名を超えたときがあり、メンバーの動きを把握しきれていなかったこともありました。優先度に応じて対応しないといけないものの、自分自身で追ってしまったり、必要以上に深く関与し過ぎてしまったり。

【安藤】任せるときのバランスはとても難しいよね。私も十分にできていないと思うときがある。しかし、もし判断が誤ったのであれば何が原因だったのかを日々PDCAサイクルを回してチェックし、変えるべきところは変える。マネジメントする人が、自分の考えが何でも正しい、悪いのは周りだなんて思ったらマネジメント失格だと思っている。

個のチカラだけではなく、チームの総合力。

【安藤】小林くんはいまプロジェクトのどんなところに醍醐味を感じているの?

【小林】クライアントからの感謝の言葉ですね。関与した案件が無事に終わり、結果が数字など目に見えるかたちで表れたときは最高です。本当にクライアントのためになったなと。

【安藤】自分一人だけではなく、チーム全体がどう役に立ったのか、私たちの存在価値をいつも感じられることは大きな喜びだよね。

【小林】自分もアビームに入社を決めた理由の一つに「チームでプロジェクトを推進する」という点がありました。

【安藤】クライアントからも「アビームは全員野球だね」とよく言われるけど、私たちは個の力だけではなく、チームの総合力で勝負している。これはアビームの社員全員に流れているDNAだね。

【小林】クライアントのビジネスの成果にコミットする、というゴールを考えたら、独りよがりな仕事はできません。チーム一丸となってやる方がより大きな力を出せますからね。チームの力を最大化するためにも、リーダーの力が重要だと思っています。安藤さんから私に対するアドバイスをいただけますか?

【安藤】小林くんの良いところは「クライアントのために」という強い思いがあることです。この思いがなければ、どんなにスキルが高くても良いプロジェクトマネージャーにはなれない。実際にクライアントからも評価されていて、先日の会議でも「小林さんにお願いしているので、大丈夫です。」という言葉をいただいた。是非このクライアントの期待に応えてほしい。

【小林】はい。チームリーダーとして対応すべき課題が日々出てくる状況ですが、課題の一つひとつをしっかりと対応し、クライアントにとって本当に信頼されるリーダーになりたいです。最後に、安藤さんの今後の展望を教えていただけますか?

【安藤】クライアントも私たちも圧倒的な勝ち戦になるようなマネジメントとは何かを追求したいと思っている。クライアントの変革を担い、確実に成果を出して、確実に利益を得る。その利益を投資し、新しいソリューションを開発し、変革を続け、またクライアントの期待に応えていく。まずは、確実に成果と利益を出せるプロジェクトを増やすために、プロジェクトマネジメント手法である「ABeam Method」の改訂・進化にも取り組んでいる。「圧倒的な勝ち戦になるようなマネジメント」は戦略立案から業務プロセス改革、システム導入、実行まで一気通貫でクライアントを支援するアビームにしかできない私たちの強みだと考えているよ。

「“圧倒的な勝ち戦になるようなマネジメント”とは何かを追及したい。」

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※各社員の所属部署・役職を含む記載内容は、
すべて取材当時のものです。