アスリート発掘のためのシステム構築/マーケティング推進

公益財団法人日本体育協会 アスリート発掘事業(JAPAN RISING STAR PROJECT)

公益財団法人日本体育協会は、2017年より「JAPAN RISING STAR PROJECT( J-STAR PROJECT) 」をスタートし、将来的にオリンピック/パラリンピックでメダルを獲得する可能性のあるアスリートの発掘事業を進めています。
アビームコンサルティングは本事業において、アスリートがデータを登録して応募し、そのデータから有望なアスリートを抽出するためのシステム構築、及び応募数増加のためのプロモーション施策を実施しました。

事業概要

スポーツ庁が発表した「競技力強化のための今後の支援方針(2016年)」(通称:鈴木プラン)の中で、オリンピック/パラリンピックにおけるメダル獲得数増加に向けた「アスリート発掘への支援強化」が打ち出されました。
従来のアスリート発掘は、競技団体が実績のあるジュニア等を選抜し、強化コース(パスウェイ)に引き上げて育成する種目特化型が一般的でしたが、競技間でアスリートの数に偏りが存在しており、競技によって選抜・育成対象となるアスリートの母数が確保できないという課題がありました。これに対して、J-STAR PROJECTでは、今後、恒常的なメダル獲得を目指す競技を対象に、アスリート特性に応じて競技を探す種目適性型、類似したスキルの種目に転向する種目最適型の発掘を実施しています。

J-STAR PROJECTは、年間を通じて以下のような流れで実施されています。(2017 年度)

  • 第1ステージ(応募) オンラインのエントリーフォームよりアスリートが応募(6-7月)
  • 第2ステージ(測定会) 入力された情報からアスリートを選考し、実際に身体能力の測定を実施(7-9月)
  • 第3ステージ(検証) 測定会の結果からアスリートを選考し、合宿を通して事業の対象競技とのマッチングを実施(11月-)

システム全体像

システム構築
本事業は新規事業であり参考となる既存業務が存在しなかった、システムの前提となる業務を一から定義しました。また、事業の年間スケジュールが決定しているため、2 ヶ月という短期間で要件定義から開発・テストまでを行い、システムを稼動させる必要がありました。
そのため、アビームコンサルティングでは開発速度を高めるために、モックアップを構築して業務要件・システム要件を確認するアプローチを採用しました。
また、第一ステップは応募機能、第二ステップは管理機能といったように、システム機能を段階的にリリースすることで、事業運営に与えるリスクを最小限に抑えたシステム構築を実現しています。

プロモーション施策の実施

応募期間開始後からのマーケティング推進においては、本事業の対象となるアスリートの中心が中高生であること、その指導者・コーチ層もコミュニケーションターゲットとなること、応募方法がオンラインのエントリーフォームに限定されること、という事業特性を踏まえ、プロモーション施策を実施し応募者数の増加に貢献しています。

  • Web・SNSサーキュレーション:Google・Yahoo等の運用型バナー広告や、各種SNS広告の出稿
  • クリエイティブ制作:バナー等、ターゲットの興味・関心を促すための広告素材作成
  • モニタリング体制の構築:サイトのアクセス分析や、広告の効果分析など施策毎の解析、及びレポーティング

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