レジリエンス

変化に適応できるレジリエンスの強化

ビジネス環境が急速に変化する現在の社会で必要とされているのは、「変化に強い人材」と言われています。コンサルタントとして、変化にしなやかに適応し、予測不可能な事態に対応できることが非常に重要です。そのためのキーワードが「レジリエンス」です。
アビームコンサルティングでは、レジリエンスを「1.挫折や困難な状況からの回復力」「2.次々と押し寄せる変化の中で、果敢に新しいことに挑戦し続けるための力」「3.予想外のことがあっても、それを乗り越えるための力」と定義し、心身のコンディショニングによるパフォーマンス向上に加えて、レジリエンス強化のための取り組みを行っています。

全社員必須研修(e-Learning)・
ニュースレター配信による社内への浸透

レジリエンスは、コンサルタントに必要な要素であるため、全社員必須研修のテーマにレジリエンスを組み入れるとともに、定期的なニュースレター配信でレジリエンスの構成要素やレジリエンスを高めるための具体的な方法を紹介しています。
さらに、食事・運動・睡眠はレジリエンスを強化するための要素の一つでもあるため、今後はそれらのコンディション作りの取り組みと連携した企画も行っていく予定です。

レジリエンスセミナー

より多くの社員にレジリエンスを知ってもらうため、毎月レジリエンスセミナーを開催しています。
このセミナーはポジティブ心理学をベースにした内容です。ポジティブ心理学とは、従来の心理学のアプローチとは異なる方法で、人間のポジティブな側面について科学的に研究し、促進していくことで解決を図る心理学です。このセミナーに参加することで、レジリエンスを鍛えるための具体的な方法を知ることができます。
セミナー後の参加者へのアンケートでは毎回多くの社員が「よかった」と回答しています。

レジリエンスセミナー、アンケート結果

 

社員のレジリエンス強化施策の学会発表

日本産業ストレス学会にて、アビームコンサルティングが取り組んでいるレジリエンス強化の取り組みについて発表を行いました。
情報発信やセミナーに加え、BACLによる評価など全社的にレジリエンスの強化に取り組んでいる企業はほかにあまり例がなく、高い関心が寄せられました。

BACL(Business Athlete Conditioning Level) による評価

■コンディションとパフォーマンスレベルを数値化するプログラム「BACL」のアンケートにレジリエンスの指標となる項目を追加。加えて、各指標とレジリエンス強化施策との関係性を算出・評価しました。その結果、レジリエンスセミナーに参加した人は「自分の軸」「対応/専念力」「セルフコントロール」の3つの項目に関してスコアの上昇がみられました。

BACL(Business Athlete Conditioning Level) による評価

 

マインドフルネス

レジリエンスを高める方法の一つとしてマインドフルネスが有効であることが心理学の研究で明らかにされています。マインドフルネスを習慣化することで自己認識力を高めることができ、レジリエンスの構築につながります。また、ストレス軽減、集中力、柔軟な思考、意思決定の強化など、業務のパフォーマンス向上にも貢献します。アビームコンサルティングでは、社員のマインドフルネス実践をサポートするため、外部講師を招いたセミナーやツールを利用したマインドフルネス習慣化プログラムの提供など様々な活動を行っています。

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