社員インタビュー 桑原ひとみ

育児支援制度を活用しながらマネージャーに昇格

社員インタビュー 桑原ひとみ

桑原 ひとみ
Hitomi Kuwabara

戦略ビジネスユニット
Business&Transformationセクター
マネージャー
(2002年 新卒入社)

制度の活用と周囲のサポートで仕事と育児を両立

就職活動中のOB訪問で、アビームの先輩社員が「コンサルティングの仕事は楽しい、やりがいがある」と活き活きと話している姿を目の当たりにし、自分も仕事が楽しくやりがいがあると思える環境に身を置きたいと思い入社を決めました。
入社後は、金融機関の会計システムの導入、決算実務の支援などに携わり、会計や連結決算についての知見を深めてきました。現在は、インフラ系企業の経営管理、プラント管理、連結決算効率化などを支援しています。

私は、2009年に長男を出産しましたが、妊娠中に体調が優れない時は通勤時間の緩和制度を活用しました。産後8ヵ月の育児休業を経て、復職後も短時間勤務制度を活用し、復職当初は通常より2時間早い16時に、現在は17時に退社し、仕事と育児を両立しています。
出産前は、日中に終了しなかった仕事を残業でカバーするような働き方をしていましたが、今は勤務時間が限られているため、タスクを細かく区切って目標設定するなど、より効率化を意識して働いています。また、以前は人に仕事を頼むことが苦手で、一人でさばいてしまう傾向があったのですが、今は同僚や部下と目的やゴールを共有した上で、分担して効率よく進めていくようにしています。

アビームは出産・育児に関する支援制度が整っているのはもちろんのこと、上司や同僚の理解があったからこそ、出産というライフイベントを経た後も、仕事を続けることができていると思っています。もちろん、クライアントの理解を得ることも不可欠です。育児休業明けに、クライアントが以前と同じ役割を用意して迎えてくれた時は、嬉しさとともに、もっとクライアントの期待に応えたいという思いを強く感じました。

マネージャーとしてアビームの成長に貢献したい

私は、2009年に育児休業から復職し、2014年にマネージャーに昇格しました。実は復職当初、自分の中では、子育てをしながらマネージャーとしての責務を果たせるか不安があり、マネージャーになるという心づもりができていなかったのですが、復職して2年ほど経った頃、カウンセラーに「そろそろマネージャーを目指したらどう?」と言われたことで、急にキャリアアップを他人事ではなく自分自身の目標として意識するようになりました。
上司やカウンセラーに、マネージャーを目指す機会を与えてもらい、きちんと結果を出したことにより昇格できたことは、自信にもつながりました。現在は、短時間勤務制度を活用しているマネージャーとして、小まめに進捗を確認し、コミュニケーションを密に取ることを意識しています。

先輩から、「マネージャーになると、自分の仕事をコントロールできるし、景色が変わるよ」と聞いていましたが、まさにその通りだと思っています。マネージャーになって、会社の方向性を決める一端を担っているという責任を感じますし、クライアントからも案件をまとめるリーダーとして信頼を得られていると実感しています。
また、自ら希望して、中途入社の社員向け研修の企画・運営にも携わっています。研修の企画や、実際に登壇することは自分のスキルアップにつながりますし、アビームの成長にも貢献できるため、やりがいを感じながら担当しています。アビームには、社員同士が共に成長していこうとする風土があり、自分の知見は会社の資産だという共通認識があると思います。一人でできることは限られていますので、チームメンバーが一丸となって成長していくことが、アビームの成長につながると思っています。

仕事と育児の両立をめざす後輩のロールモデルに

かつて私が、マネージャーになることをカウンセラーに後押ししてもらったように、私自身も後輩の成長を後押しできる存在になりたいです。今は私にも5人のカウンセリーがいるのですが、女性のキャリアについて相談を受けることも多く、そんな時は、本人にマネージャーのやりがいや魅力を伝え、キャリア形成のアドバイスをしています。

コンサルタントという職業は、女性ならではの柔軟性を活かせる仕事だと思いますし、アビームは、結果を出している社員には、やる気さえあればやりたい仕事ができる環境があります。長く仕事を続ける過程でライフステージが変わっても、上司や同僚は最大限サポートしてくれますし、結果をしっかり出してクライアントの理解を得ることができれば、自分のスタイルで働き続ける環境を作ることができます。
後輩によく伝えているのは、不安なことがあれば、とにかく周りの人に相談して、社内にロールモデルを見つけて話を聞いてみて欲しいということです。私自身も、仕事と育児の両立をめざす女性のロールモデルとなり、どうすればライフスタイルに合わせて自分のパフォーマンスを最大限に活かせるのかを、後輩に向けてこれからも発信していきたいと思っています。

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