アビームコンサルティング、 JFEスチール本体及びグループ会社の会計領域の基幹システム構築を支援 業務改革や法制度改正へ柔軟に対応可能な基盤構築の実現

アビームコンサルティング株式会社

 アビームコンサルティング株式会社(代表取締役社長 岩澤 俊典、東京都千代田区、以下 アビームコンサルティング)は、JFEスチール株式会社(代表取締役社長 柿木 厚司、東京都千代田区、以下JFEスチール)に、SAPジャパン株式会社(代表取締役社長 福田 譲、東京都千代田区、以下SAPジャパン)が提供する最新の会計システム「SAP S/4HANA®」を導入し、同社が取り組む将来的な業務改革への基盤構築と財務会計システム高度化を支援しました。本プロジェクトはJFEスチールのグループ会社であるJFEシステムズ株式会社(代表取締役社長 西崎 宏、東京都墨田区、以下JFEシステムズ)、及び、株式会社プロシップ(代表取締役社長 川久保 真由美、東京都文京区、以下プロシップ)との協業体制で実施しました。

【プロジェクトの背景】

 JFEスチールは、「常に世界最高の技術をもって社会に貢献する」という企業理念のもと、世界各国でビジネスを行うグローバル企業です。同社は急速に変化する事業環境に対応し、さらなるビジネスの成長を支えるため、経営基盤の強化を始めとした「攻めのIT経営」に取り組んでいます。今回のプロジェクトでは、財務会計システムの刷新だけでなく、法制度への対応やさらなる業務改革に向けた基盤構築、固定資産管理業務の高度化、人材継承といった様々な改革テーマを実施し、企業の競争力強化を目指しました。2016年4月よりプロジェクトを開始し、システム構築期間約9ヶ月という短期間で稼動を迎えました。

【新経理システムの特徴】

 財務会計領域は、「SAP S/4HANA®」をコアとし、固定資産管理領域についてはプロシップの提供する国産のパッケージ「ProPlus®」を採用しました。パッケージ標準機能を最大限活用した決算・日次業務の再構築を実現し、また、IFRS適用を視野に入れた複数元帳によるデータ保持を確立しました。新経理システムは2018年2月末までにグループ会社約100社へ展開導入する計画です。

【アビームコンサルティングの役割】

 アビームコンサルティングは、JFEシステムズと協同で本プロジェクトに関する要件定義から業務設計、システム稼動、運用移行に至るまで、マルチベンダーからなるプロジェクトを全面的に支援しました。プロジェクトマネージメントの領域においてもJFEシステムズと協同でプロジェクト全体を網羅的、且つ、効率的に推進しました。また、ビジネスの変化に迅速に呼応できるシステムの構築を実現するため、アビームコンサルティングが保有する業界・業務に対する知見と長年にわたり様々なプロジェクトを通じ蓄積した導入方法論「ABeam Method」を用い、業務の標準化と追加開発が発生しないアプローチを徹底したことにより、短期間での導入を実現することができました。

 アビームコンサルティングは、今回の経理システム刷新の実績を通じ、JFEスチールの企業競争力強化を引き続き支援していきます。

*アビーム、ABeam及びそのロゴは、アビームコンサルティング株式会社の日本その他の国における登録商標です。
*SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
*本文に記載されている会社名及び製品名は各社の商号、商標または登録商標です。

アビームコンサルティング株式会社について

アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約4,700名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
ホームページ:http://www.abeam.com/jp/

本件に関するお問い合わせ先

アビームコンサルティング株式会社
コーポレートコミュニケーションユニット 広報担当
TEL:03-6700-8227 FAX:03-6700-8145
E-mail:japan@abeam.com

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