ESG活動の見える化を実現する「世界初のソリューション」

昨今、多くのステークホルダーが注目している財務情報のみでは判断できない「目に見えない真の企業価値」。デジタルテクノロジーの活用により、企業における非財務情報(ESG)と企業価値の関係性を見える化し、ESG評価の向上、そして企業価値そのものの向上に取り組むシニアマネージャーにインタビューしました。

 

M.K

Why ABeam ?

M.K

学生時代はコンサルティングファームに絞って就職活動をしていました。その中でも、評価制度が明確であること、長期的に成長できる環境が整っていることに魅力を感じ、新卒でアビームに入社しました。これまで幅広いプロジェクトに携わってきましたが、良い意味で入社を決めた理由とのギャップはありませんでした。具体的には、プロジェクトの上司から明確なフィードバックがもらえること、その上で常に一段階上のレベルへのチャレンジが求められることです。

各個人がプロジェクト経験で得た学びを部下に伝承していくことがアビームの企業文化として浸透しており、その結果として長期的に成長できる環境の提供に繋がっていると感じています。

Experiences in ABeam ~ Impressive Project~

デジタルテクノロジーの活用により、企業のESG活動(非財務情報)と企業価値の関係性を見える化し、真の企業価値向上に結び付けるDigital ESGというコンセプトを発案したことです。きっかけは、所属部門内で新規サービスを立ち上げる方針が掲げられたことですが、大学院時代に国際開発経済学の分野に携わっていた経験もあり、将来的にもESGに関係する仕事がしたいという強い思いがありました。
そこで取り組んだのが、Digital ESGを活用したプロジェクトです。これは企業のESG活動が企業価値向上にどれだけ寄与しているかを科学的・客観的に解明することができた初めての取り組みです。多くの日本企業では、真の企業価値を示すため、従来の財務情報では表現しきれないESG活動(非財務情報)が、企業価値向上にどの程度寄与しているかを定量的に公表したいと考えています。そこで、多くの日本企業内に存在する200種弱の指標を対象に、10年以上さかのぼって数万件のデータサンプルを収集・分析します。その結果、「人材育成やダイバーシティ、働き方改革などを推進することで、数年後の企業価値(PBR)が3~20%向上する」など、非財務情報が経営に与えるインパクトを数値で明らかにすることができます。
さらに、データ分析の過程では、各企業が掲げる企業理念に立ち返った検証を実施しており、ESGを企業の意思決定に活用することも実現しつつあります。これらのプロジェクトを通じて、クライアントからはアビームのソリューションを活用したことで「非常に説得力のある分析結果が得られた」と高い評価をいただくことができました。
現在はESG活動を推進する企業は増加しているものの、その効果を企業経営全体に戦略的に取り入れる段階まで達していない企業が多いです。アビームはDigital ESGのトップランナーとして、ESG活動と企業価値の関係性を単に科学的に示すだけではなく、企業経営に真にESG活動を根付かせ、さらなる企業価値の向上までを支援していきたいと考えています。その際、お客様の大切にしている企業理念に立ち返ることを忘れずに、一歩先の社会を見据えた提案を心がけていきたいです。

Future ~Growth Story~

M.K

Digital ESGをより多くの企業に展開していきたいです。昨今の急速な社会の変化が追い風となり、ESG活動に対する企業の取り組みが一層活発になりました。2019年と比較すると、お問い合わせ数は3倍以上に増加しています。業種や業界を問わず、ESG活動に取り組んでいるものの効果を実感できていないという企業の生の声を数多く頂いています。こうしたクライアントの課題を解決するため、トップランナーとしての豊富な事例をもとに、プラットフォームのアップデートを行っていきます。

併せて、各企業へのDigital ESG活用を促進し、真の企業価値向上を実現していけるよう支援していきたいです。

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