精密機器メーカー様(BtoB/BtoC):組織を横断したデータ活用推進を支援

データの価値最大化にむけ、全社横断DX推進組織を組成

ハイテク_簡易事例06

Customer Profile

業種     精密機器メーカー様(BtoB/BtoC)
売上規模   5,000億円以上
従業員規模  10,000人以上

プロジェクト概要

クライアントの課題

  • データ活用プラットフォームを構築したものの事業部門の利用が進まない
  • データ収集は継続的に続けておりコストが肥大し続ける
  • 組織の壁に阻害され、データの相互活用/価値化が進まない

ソリューション・知見

  • 部門横断DX推進組織の組成
  • DXシナリオ創出ワークショップ
  • データ分析(基礎統計/機械学習)

成果・効果

  • 部門を横断した相互データ活用/共創の場を創出
  • 業務変革からサービス・ビジネス変革までのDXシナリオを多数創出
  • クライアントのデジタル・データ活用知見向上

Key Points

クライアント課題の難所

プラットフォームの構築自体が目的になってしまい、現場のニーズやスキルが置き去りになってしまっていた

クライアントは昨今のデジタル動向に合わせるようにパブリッククラウド上にデータ活用プラットフォームを構築し、あらゆるデータをそこに集約/活用していこうと考えていた。しかし、事業側のニーズやスキルは追いついておらず、ハコはつくったものの、そのハコを活用できる部門は一部にとどまっていた。

プラットフォームの構築自体が目的になってしまい、現場のニーズやスキルが置き去りになってしまっていた

 

プロジェクトの重要成功要因

”データありき”からの脱却、DXシナリオは現場主導で創出

とにかくデータを蓄積しビッグデータ化、そのデータを分析することで”何かしらの価値”を探求するアプローチから脱却することがプロジェクトの重要成功要因となった。あくまでも事業ニーズ/課題にフォーカスして複数部門の知見を掛け合わせた議論、解決手段として「データ」と「デジタル/データ活用技術」を再定義した。

”データありき”からの脱却、DXシナリオは現場主導で創出

 

アビームの貢献

クライアント自らが主導できるDX推進アプローチ

DXシナリオ/構想策定においては、一度策定した戦略に沿って推進し続ければいいというものではなく、日々変化を続ける市場要求や技術の進歩、メガトレンドを捉えながら長期的かつ継続的に計画変更を繰り返していく必要がある(既存市場環境における業務/ビジネス・未来の市場環境における業務/ビジネス)。
そのためプロジェクトは「テーマ/シナリオ創出」「PoC」「技術習得」を目的とした活動体を同時並行で実施、クライアントが自ら構想を策定/実証/実現できる体制を実現。

クライアント自らが主導できるDX推進アプローチ

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