グローバル経営基盤展開支援サービス
近年、企業のグローバル展開がますます盛んになる中、グローバルレベルでの標準化を進め、PDCAサイクルを促進することがグローバル経営の成否を握ると言っても過言ではありません。
アビームコンサルティングは、数多くのグローバル企業へのコンサルティング実績をもとに、グローバル経営基盤展開を成功に導く支援をいたします。
グローバルレベルでの経営改善
グローバル経営基盤展開の最大の目的は、グローバルレベルでのPDCAサイクルを促進することにあります。それにより、グローバルレベルでの経営を改善し、経営層、管理者層が経営判断をより正確に、タイムリーに行えるようになります。

グローバル経営基盤
グローバルレベルでの経営を改善するための経営基盤には「業務プロセス」「コード」「ルール」「KPI」とこれらを支える共通アプリケーションとITインフラがあり、その整備・統一がされないとグローバルレベルでのPDCAサイクルが困難になる可能性があります。

グローバル経営基盤展開におけるポイント
グローバル経営基盤展開を進めるにあたり、「4 つの標準化」「標準化と強みのバランス」「テンプレートアプローチ」「推進体制」「標準化維持の仕組み」の5つがポイントとなります。

Point 1:4つの標準化
業務を可視化するためにはKPIの標準化が必要ですが、KPIのもとになるデータの精度は、業務プロセス・コード・ルールの標準化に依存します。したがって、この4つの要素の関連性を十分考慮しつつ、標準化を進めていくことが重要となります。

Point 2:標準化と強みのバランスの維持
過度な標準化は競争優位性を低下させてしまうリスクがあります。また、法的要件には必ず対応しなければならないため、国固有の要件を事前に把握することが重要ですが、顧客要件については特に決められていないので、標準化の切り分けは十分に注意しなければなりません。
アビームコンサルティングでは、「COE(Center of Excellence)」と「EDGE」という標準化の基本概念に基づいて、競争力を担保した上での標準化を実現します。

Point 3:テンプレートアプローチ
さまざまな利害関係者が存在する中で、最も効率的かつ高品質にプロジェクトを進めていくためには、テンプレートアプローチによって標準化要件をクリアにしておくことが必要です。
またテンプレート構築時の対象企業を選択する際には十分な考慮が必要です。

Point 4:推進体制
多種多様な利害関係がプロジェクト推進上の大きな障壁となるケースは非常に多いため、利害関係を排除し、標準化をスムーズに推進していけるだけの適切な体制を構築できるかが短期間導入の鍵となります。
標準化を推進・担保するCOE チームと、End Userとの橋渡し役となるローカルチーム(Key User)によるバランスの取れた体制構築が重要となります。

Point 5:標準化維持の仕組み
業務プロセスを標準化してシステムを導入するだけではなく、プロジェクトで掲げる改革目標を達成することが最終的なゴールとなります。そのためには、効果評価項目・システム活用項目を定めて、効果・錬度をモニタリングし、改革目標達成に必要な施策をPDCAサイクルで推進していきます。

専門コンサルタント
「自動車・EV」 関連のお客様事例
「ハイテク」 関連のお客様事例
「エンジニアリング」 関連のお客様事例
「プロセス(素材・化学)」 関連のお客様事例
「ライフサイエンス(製薬)」 関連のお客様事例
「消費財」 関連のお客様事例
「食品・飲料」 関連のお客様事例
「流通・サービス」 関連のお客様事例

株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
SAP ERPからフロントのWebシステムまで全システムのインフラをフルクラウド化。
SAP ERPはMicrosoft Azureへ移行、処理のスピードアップと業務の効率化を実現

株式会社ファーストリテイリング
エネルギー/カーボンリスク対策支援サービス
アジアの生産委託工場約100拠点のエネルギー・CO2排出量を見える化。GHGプロトコルスコープ3への対応により、他社との差別化を実現。