NECによる「高度自然言語処理プラットフォーム」
提供開始のお知らせ

~災害時におけるTwitter情報のリアルタイム解析・可視化を通じ、より迅速な危機対応を支援~

アビームコンサルティング株式会社

 Twitter上の災害に関する膨大な情報のリアルタイムで解析・可視化するソリューション「高度自然言語処理プラットフォーム」が、日本電気株式会社 (以下NEC)より、本年7月から提供開始されます。

 本ソリューションは、総務省の2017年度~2019年度「IoT/BD/AI 情報通信プラットフォーム」社会実装推進事業として、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した自然言語処理エンジンDISAANA®、D-SUMM® (※1)をベースに、NECとアビームコンサルティングが実施した共同研究開発の成果をもとにしたものです。

 近年、スマートフォンの普及に伴い、災害発生時に住民や被災者がSNSを通じて被害状況や救援要請を発信するケースが増えています。災害対応を担う自治体や官庁、一般企業などの危機管理部門においては、これらの膨大な投稿の中から正しい情報を取り出し、的確な災害状況の把握や早期の危機対応に活用することで、災害被害の防止・最小化を図る仕組みの確立が求められています。

 本ソリューションは、AI(人工知能)を活用し、Twitterに投稿された被災状況や避難場所の情報をリアルタイムで収集・解析、地域の被害状況把握や危機対応に必要な情報を可視化します。これにより、自治体や官庁、企業の危機管理部門での情報収集・整理にかかる作業を省力化するとともに、有事におけるより迅速な状況判断や意思決定を支援します。

■「高度自然言語処理プラットフォーム」の詳細は以下をご参照ください。

高度自然言語処理プラットフォーム

 

■ インサイト「厳しさを増す自然災害との、”新たな向き合い方”を目指す 第1回」は以下をご参照ください。

インサイト「厳しさを増す自然災害との、”新たな向き合い方”を目指す 第1回

 

  • ※1 DISAANA及びD-SUMMは国立研究開発法人情報通信研究機構の登録商標です。

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