化学メーカーのITフルアウトソーシング事例

ITをフルアウトソーシングすることで、企業価値創造を追求する「コーポレート戦略本社」、顧客価値にフォーカスし事業収益の最大化を担う「事業組織」、高品質の間接業務を効率的に提供する「シェアードサービスセンター」が一体となったグループ全体最適の実現を可能とした。

課題

  • 規制緩和や連結決算の動きの中で、単体のみならずグループ全体としての企業価値向上の必要性
  • 場所・部門を基準とした縦割りの組織が個別最適で事業を行うことによる、セクショナリズムや情報独占、IT投資の分散による弊害
  • 間接業務の分散および自前主義の弊害による、重複・属人化・高コスト体質化
  • 受身カルチャーによる変革への抵抗

アプローチ

  • 計画フェーズ段階からの教育マニュアル作成
  • 教育マニュアル作成段階からの、カスタマイズ機能や操作の知識を習得し、導入チームからのスキルトランスファーおよび引き継ぎ体制を確立
  • テストフェーズ〜本番運用開始までの間、導入チーム主体によるモジュール毎の引継セッションを実施し、本稼動後のアプリケーション保守体制を構築
  • 顧客からの問い合わせ窓口や、ITベンダー、ソフトウェアベンダーなどの一括管理体制を構築
  • サービスレベルアグリーメントをベースにしたサービススキームの確立
  • 定期的かつ全体的な運用実績の報告と個々の進捗報告を実施し、密接なコミュニケーション関係の構築

成果

  • システム管理の集中化によるコストの削減
  • 質の高いアプリケーション及びIT環境の保守サ-ビスの安定的・長期的な供給
  • 組織の変更や業務の変更に対するシステム修正の迅速且つ柔軟な対応
  • 中長期の視点に立った最適な新規開発・仕様変更の提案(“運用を考えた”システム設計)